給料に対する考え方の違い

コロナ禍によって、テレワークが一気に浸透した。

その中で大きく変わったことのひとつとして感じるのが、各社の「従業員の評価の仕方」である。

これまでは毎日、オフィスで顔を合わせていたので、営業成績が多少悪くても「あいつは、ムードメーカーだから」「あの子は後輩の面倒見が良いから」といった成績以外の部分で、評価をされることがあった。

しかし、テレワークにより、そういった成績以外の部分が見えにくくなり、評価=数字といった、成果主義になってきているように感じる。

経営者は●を重視し、従業員は●を重視する。

僕はサラリーマンとして約10年給料をもらう立場を経験、そして今は経営者として従業員に給料を払う立場を経験している。

ここ数年すごく感じるのが、従業員と経営者による「給料に対する考え方」の違い。

自分自身の経験を踏まえて考えてみると、

・サラリーマンの時

「なぜ、自分は数百万円も売っているのに、こんなに給料って増えないんだろう?」って常に疑問を感じていた。

もっと成績重視にして売った分を還元して欲しい。

・経営者の今

「今月の利益は●万円かー、これならボーナスもだせるな」

「今月はマイナス●万円かー、どこかで経費削減しないと厳しいな」

どこが大きく違うかというと、従業員の時は「売り上げ」、経営者の今は「利益」を見ているということ。

極端な話、売り上げ100万円の商品であっても、仕入れや広告宣伝費・人件費など含めて99万円であれば、利益はたった1万円しかない。

この利益率だと、いくら売り上げをあげても給料を増やすことはできます。

おそらく、多くの会社が従業員に、家賃や広告宣伝費、その他の細かいお金のデータは見せていないと思うが、給料をあげるためには「利益」をだすことが大切。

ここで、冒頭の評価の話に戻るが、もしあなたの評価者が社長や役員などの経営層の場合は、会社に関わる細かいお金を把握しているので、自身がいかに「利益貢献」しているのかをアピールする必要がある。

逆に、評価者が課長などの場合、おそらく会社に関わる細かいデータは共有されていないと思うので、「売り上げ貢献」のアピールでも給与があがる可能性はある。

日本は新卒一括採用の文化があったため、3年ぐらいかけて新卒を戦力化(利益がでるまでに育てる)するスタイルであったが、このコロナ禍により、3年も待てる会社はほとんどなくなったと思う。

新卒といえども、いかに早く利益をだせるようになるのか、そういうことを意識していかないといつまで経っても給料は上がらないだろう。

厳しい時代に突入しているのは間違いないが、逆に成果をあげることができる人にとっては大きなチャンスではある。

日本もアメリカなどのようにおそらくこれから貧富の差が拡大していくだろう。

その中で幸せな生活を送るには、世の中の変化に敏感になり、自分自身も柔軟に変化することではないだろうか。

今日は少しだけ真面目な話をしてみました。

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